なら・しか・だいぶつ

仏像は、手や指の形でその仏像の本性（固有の性格）や働きを表している。

阿弥陀如来特有の印相。

 

釈迦が瞑想している時に悪魔を降伏させた時の手。

 

手のひらの向きや場所で意味が変わる。
施無畏印：畏れを取り除くことをあらわす。
与願印：願いをかなえることをあらわす。

 

 

釈迦が説法をしている手の形。

 

座禅をする時の手で、瞑想中の静かな境地をあらわす。

大日如来に見られる印相で、あらゆる迷いを粉砕する。

 

信者の臨終の際、迎えにくる時の印相。